温室でガマン大会をしているような暑さがつづく・・・まだまだ続きそう・・??
どうせまた突然、急に寒くなるのではないだろうか?・この数年、秋物の服を着るまがなく、季節が巡っていく・・・
仕事がはかどらないのは暑さのせいにしたくなるなあ
昨日は、自作と自編曲の楽譜を某大学の吹奏楽部でデモ録音をしていただいた。
コンクールメンバーはコンクール曲を別室で練習しているから録音の方はその他メンバーなのだけれど、みんなよく演奏をする。じゃあコンクールメンバーはどんなに上手なのか?!
・・・・クラブには、たまにとびきり上手なメンバーがいるにしても、そんなにむちゃくちゃレベル差があるわけではない。
ほとんどのメンバーがほんの少しの差、たまたまその時期に選ばれなかった、多少の違いがあっただけ。
だって、プロではないのだし、みんな好きで楽器を、心でやっている人たちなのだし。
コンクールは年に1回、でもやりがいある依頼演奏や演奏会は年中、しかも頻繁にある。
だからコンクールにのらなくても4年間、充実した部活動を堪能して学生生活が過ごせる。
アマチュアとプロの大きな違い、というか音楽力の差はソルフェージュの差が大きい。
そのことを、この数年ずっと感じながら吹奏楽の人たちを見てきたけれど、やっぱり確かなことのように感じる。
この実感する事はなかなか言葉に表現しづらいところがあるのだけれど、わかったもの同士の会話なら・・
「やっぱりソルフェージュ力だよね?」「うんそうだよね!」・・・・これだけですべて通じてしまう。
これだけで説明は不要なところなんだけれどね。
そしてこれは、曲作り、演奏作り以前の部分だし、トレーニングが必要な基礎の一つ。
音楽大学では、ソルフェージュの授業は必修。音大生は常にレッスンに追われていて、宿題曲を常にさらっている。
中学、高校、大学と吹奏楽をやってきて、どんなに楽器の名手であってもソルフェージュのレッスンを受けきていないとわからないところがある。どこかで独りよがりにきづかないでいるマイワールドも別にあってかまわないけれど、
子供たちをちゃんと育てる気持ちがあるなら、もっと責任を自覚して専門家に耳を傾けてほしいと願っている。プロの管楽器奏者や打楽器奏者は、自分も部活で楽器を始めた体験を持つ人がほとんどだから、同じ楽器をやる後輩みたいに思ってくれるような、とても好意的な人は多いと思うから。
「やっぱりソルフェージュ力だよね?」「うんそうだよね!」で会話ができるアマチュアのコーチ、どれくらいいるのかな。